『ORGLORY名古屋』6本指の猫と海の男たち⚓


 `6本指のねこ` をご存知でしょうか。

ん? 

6本指とは前足の指が1本多いのです。猫、前足は通常は5本です。(後ろは4本)人間の手と似ています!


指が多い猫は ミトンキャット グローブキャットと呼ばれとても重宝されました。指が多いため とても器用でハントが得意だったからです。まさにネズミ退治をまかされていたんです!

中世ヨーロッパでは不吉とされ 嫌われ殺されてきたという話もありますが ウエールズや南西イングランドで一般的にみられるようです


名作 「老人と猫」 のヘミングウェイが愛した猫としても有名です。ヘミングウェイは知り合いの船長から6本指の猫を譲り受け スノーボールと名付け、以降6本指の猫たちと暮らしていました。ルーズベルト大統領もこの6本指の猫を飼っていたそうでアメリカでは人気があるようです。

当時の航海船には猫が乗せられていました。

英国では古い海上保険法で、猫を乗せることが義務付けられており、乗せていなかった貨物船は、ネズミ被害を故意に防ごうとしなかったという理由で、貨物の損害への保険金支払いを認められなかったとか?!?!


中世ヨーロッパでは不吉とされ 嫌われ殺されてきたという話もありますが、船乗りたちは ラッキーキャット と呼び、海に幸運をも足らす猫とされ大事にされました。

イングランドやアイルランドなどの海の男たちは6本指の猫たちを船に乗せ仕事をしていたのだろうな・・など想像するだけでも にやにやしてきます。


そんな北欧の漁師が海に出る際に着ていたとされるニットがフィッシャーマン。海の寒さに耐え抜けるよう 防水 防風 保温性に優れたずっしりとしたニットです。

アイルランドアラン諸島のアランニット

ガンジー島で長く編まれてきたガンジー

どれもフィッシャーマンに由来します。

ケーブル編みをする厚みのあるアランは風を通さず熱をにがしません。編地の柄は万が一海で遭難した時に誰かが分かるように家紋のような意味があるといわれています。その他にも大漁や安全など編み手の思いがこめられています。



ガンジーには脂分が多く、空気を含むよう撚りがしっかりした糸が使われます。熱を逃さず、防風、さらには防水効果があります。編み方に変化をつけ動きやすく工夫もされています。暗闇で着て前後を間違えても問題ないよう襟ぐりの前下がりが無いのも特徴です。


こちらはカーディガンタイプ。背中のアンカーの編模様がポイントです。



どれも海の男の タフなアイテムなのです。


名古屋店 熊野

Or Glory名古屋店
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